保育の特長
保育園は、人との関わりを学び、個が大切にされる場
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こどもは、環境(人的・空間的・物的)に自ら働きかけ、その環境との相互作用によって発達していきます。 家庭では体験できない人との関わりを持つことで、一人ひとりの個性を見つめ、こどもたちが他人との関りの中で「自立」と「自律」を育むことを保障していくことが保育であると捉えています。
「こどもの成長・発達・やりたいことに合わせた集団で活動すること」
「それぞれのこどもの違いを把握すること」
「自分の考えをしっかり持ち、それを他人にきちんと伝えること」を通して"生きる力"を育みます。
年齢別の保育方針
0歳児
安心できる環境の中で一人ひとりのリズムを大切にし、ゆったりとした雰囲気の中で保育を行います。
保育目標
- ひとりひとりの生活リズムを大切に、寝る、飲む、食べる、排泄する等の生理的な欲求を満たし、安定して過ごせるようにする。
- 寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち等、一人ひとりの発達に合わせて、身体活動が活発に行なえるように環境を整え、発達を促す。
- 聞く・見る・触れるなどの経験を通して、感覚や手や指の機能の発達を促す。
- 一人ひとりの発声や喃語に応じ、優しく語りかけ発語の意欲を育てる
1歳児
1歳を過ぎると保育士の存在だけではなく、まわりの友だちの存在にも気付き始め、関心を持ちます。 友だちとの日々のやりとりを楽しみ、時には思い通りいかない思いを経験しながら、友だちとの関わりや保育者との関係を深めていきます。
保育目標
- 安定した生活の中で、保育士に見守られながら、身の回りのことを自分でしようとする気持ちを養う。
- 戸外遊びや探索活動を楽しみながら、全身を十分に動かしてあそび、歩行の完成を図る。
- 日常生活で簡単なことばを聞き分け、保育者とのことばのやりとりを楽しむ。
- 自分の好きなあそびを見つけ、楽しむ。
2歳児
少しずつ様々なことが理解できるようになり、「自分でしたい」といった思いが強く出てくるのが2歳児。自我もでてきます。 こどもは日々の経験の中で色々なことに気付き、学んでいきます。子どもたち一人ひとりが心身共に健やかに成長できるよう保育いたします。
保育目標
- 食事・排せつ・睡眠・着脱など、自分のことを自分でしようとする意欲を育て、少しずつできるようにする。
- 保育者の話をよく聞いて、やってはいけないことが分かる。
- 自分のしたいこと、して欲しいことを言葉で表す。
- 喜怒哀楽を表現できる。
3歳児
好奇心旺盛な3歳児。 一人ひとりの思いに優しく応答し受け止めていくことで、保育者との信頼関係を築き、次の遊びへと取り組んでいけるようにしています。
保育目標
- 自分のことが自分で出来るようになる。
- やってはいけない事が分かり、我慢ができる。
- 保育者や友だちと仲良くあそぶ楽しさを味わう。
- 保育者の話をよく聞けるようになり、したいことや、して欲しいことが言える。
4歳児
様々なことが自分で出来るようになります。 友達とのやりとりの中で思いがぶつかり合い葛藤する経験を通して、相手の思いにも気付き、理解できるように見守っています。
保育目標
- 身の回りのことが自分で出来る。
- 保育者の話ややってはいけないことを理解し、行動出来る。
- 自分の思ったことや、困っていることが言える。
- 仲良しの友だちが出来て、簡単な約束を守って遊べる。
5歳児
中心となっていく5歳児。 様々なことに目標を決めて、友達と力を合わせて取り組んでいく中で、協調性や相手を思いやる優しい心など豊かな人間性が育まれていきます。
保育目標
- 身の回りの始末がしっかり出来る。(道具箱 ・衣服・使った遊具など)
- 保育者や友だちの話をよく聞き、自分の気持ちや考えを伝えることが出来る。
- 物事の良し悪しを判断して行動できる。
- 思いやりの気持ちをもって仲良く遊べる。